【参加者受付中】多文化共生マネジメント学会:11月19日に秋季全国研究発表大会を開催

従業員の採用難を背景とした「人手不足倒産」が過去最多を更新し続ける中、多文化共生マネジメント学会は、2025年11月19日(水)に「第二回 秋季全国研究発表大会」をハイブリッド形式で開催します。本大会は「留学生就活支援ネットワークの必要性」をテーマに掲げ、200万人を超える外国人材が日本経済に不可欠となる現代において、「多文化経営」こそが企業の生存と成長を左右する核心的な経営戦略であると提言します。基調講演に関東経済産業局、先進企業講演に株式会社グローバルトラストネットワークス、株式会社大川印刷を迎え、官民学の視点から、日本の未来を拓くための議論します。

日本の労働市場は構造的な危機に直面しています。帝国データバンクによれば、2025年度上半期の人手不足倒産は214件に達し、3年連続で過去最多を更新しました。
特に建設、物流、介護といった社会インフラを支える産業での経営破綻が深刻化しており、社会機能の維持すら危ぶまれる事態となっています。

この危機的状況を背景に、日本の外国人労働者数は2023年10月時点で200万人を突破。今や外国人材は、日本経済にとって代替不可能な存在です。
しかし、その受け入れの最前線に立つ中小企業の多くは、言語や文化の壁、複雑な労務管理といった課題に直面し、彼らを戦略的な戦力として活かすための経営手法を持たないのが現状です。

【開催概要】

  • イベント名: 多文化共生マネジメント学会 第二回 秋季全国研究発表大会
  • テーマ: 「留学生就活支援ネットワークの必要性」 – 中小企業にも「多文化共生マネジメント」が求められるのは必須 –
  • 日時: 2025年11月19日(水) 14:00~17:00 (受付開始13:30)
  • 形式: ハイブリッド開催(会場参加・オンライン参加)
  • 会場: 東京都渋谷区(申込者に詳細を案内)
  • 定員: 会場30名、オンライン100名(先着順)
  • 参加費: 無料(学会員以外の一般参加も受け付けております。)
  • 主催: 多文化共生マネジメント学会、一般社団法人SDGs ESG経営コンソーシアム
  • その他: 終了後、意見交換会(任意参加、会費5,000円)を別会場にて開催予定

【登壇者】

  • 玉木 欽也 氏 | 青山学院大学 経営学部 教授/多文化共生マネジメント学会 会長
  • 杉原 総一郎 氏|関東経済産業局 地域経済部 産業人材政策課
  • 工藤 尚美 氏|株式会社オリジネーター 取締役専務執行役員
  • Nguyen Thuy(グェン トゥイ)氏|千葉商科大学 基盤教育機構 准教授(調整中)
  • 株式会社グローバルトラストネットワークス
  • 株式会社大川印刷
  • 岡 真裕美 氏 |ベイヒルズ社労士事務所 代表社労士/多文化共生マネジメント学会 副会長

単なる人事労務のテーマではなく、多様性を組織の力に変え、持続的な成長を実現するための経営戦略そのものです。
官民学の視点から、現場のリアルな知見と成功事例が共有されます。

【多文化共生マネジメント学会について】

外国人材の雇用やマネジメントに関する学術研究の振興と、実践の場との連携を深めることを目的に設立された学術団体です。
企業、地域社会、教育機関などで生起する課題を多角的に検証し、未来に向けた建設的な議論を行う「知の拠点」となることを目指しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人SDGs・ESG経営コンソーシアム
多文化共生マネジメント学会 事務局
担当:中島・高宮
Email:info@boaf.or.jp
HP:https://boaf.or.jp/multicultural-management/